令和5年7月9日(日)、中小企業センター(西品川1-28-3)で、 しながわ防災学校 第1回一般向けコース「乳幼児のパパ・ママ×防災」が開催されました。

　このイベントは、0～2歳の乳幼児を持つ保護者を対象に、平時から防災対策に取り組む必要性について理解を深めるきっかけとなることを目的に防災士の佐藤美嶺さんを講師に迎え実施。会場には親子29名、さらに自宅からオンラインで10名の受講者が参加しました。　
　初めに、命を守るために平時からハザードマップや耐震対策について確認することの重要性や避難する際のポイント・避難所の実態などについて講話。自身も母親として東日本大震災を経験した佐藤さんの話は分かりやすく、参加者たちは皆、熱心に聞き入っていました。

　講話の後は、紙おむつを活用した災害時に数回使いまわせる簡易おむつの作成体験。佐藤さんの実演を見ながら、自分たちも用意した紙おむつとタオルを使って手作りし、我が子に試していました。最後に参加者から、普段から気になっている防災についての疑問などを佐藤さんへ質問し、イベントは終了しました。

　参加したお母さんは「備えていない事が、まだたくさんあると実感しました。今日聞いてみて、すぐにでもできることが沢山あることが分かったので、帰ったら早速してみようと思います」と話していました。
　なお、しながわ防災学校では年間を通してさまざまな講座を開講しています。詳しくはしながわ防災学校ホームページ(別ウィンドウ表示)をご覧ください。