しながわ学びの杜 専門講座「日本の世界遺産」を開催

更新日:令和5年7月11日

会場全体図
講義風景の画像 目黒正武さん メモを取る参加者
レジュメを真剣に見る参加者 参加者たちの様子の画像 配布された資料
 しながわ学びの杜 専門講座「日本の世界遺産」が、令和5年7月11日(火)に中小企業センター(西品川1-28-3)で開催されました。

 区は、区内の文化センター・大学・史跡などを学び舎として、あらゆる世代の方々に多彩な生涯学習講座を提供する「しながわ学びの杜」事業を展開しています。専門講座では、さまざまな分野の専門家の講義により、系統的にひとつのテーマを究めます。
 講師は世界遺産アカデミー元客員研究員の目黒 正武さん。全6回の講座で、本日は4回目の開催。テーマは「仏教伝来-仏教と共に伝わった大陸の最新技術-」です。
 
 最初に、日本の仏教において欠かすことのできない代表的な建築物である法隆寺・法起寺を中心に、仏教の原点や、仏教とともに日本に伝来した建築技術などについて解説。続いて、奈良県の東大寺大仏殿の建築様式や古都京都の文化財、都とつながりのある紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産に触れると、参加者たちはメモを取りながら、真剣に耳を傾けていました。
 最後に、日光の二社一寺の特徴や具体的な主要建造物などについて説明し、講座は終了。
 
 参加者は「資料ではいつも細かい解説がされていて、とても勉強になります。家に持ち帰って復習します」と感想を述べていました。