犬のしつけ方教室とペット健康相談を開催

更新日:令和5年7月15日

コーギーでお手本を見せる
会場風景 講師の藤井先生 災害時の話
しつけについての講義 一緒に歩くデモンストレーション リードなしで座らせるお手本
仰向けにするお手本 マズルコントロールのお手本 質疑応答の様子

 犬のしつけ方教室とペット健康相談を、令和5年7月15日(土)に品川保健センター(北品川3-11-22)で開催しました。

 この教室は、東京都獣医師会品川支部と品川区が共催。区内在住の犬を飼育している方を対象に、飼い主が正しくリーダーシップを発揮してしつけることで飼い犬を従順に育て、ともに快適な暮らしを送る方法を学ぶことを目的としています。

 講師は、全犬種訓練学校 責任者の藤井 聡さんが務めました。はじめに、動物としての犬のルーツや習性を説明。犬の習性に沿ったしつけや飼育とはどういうものかを、スライドを用いた解説や、藤井さんの体験を交えながらの実践的な講義となりました。
 続いて、訓練士と犬がペアとなり、主従関係をはっきりとさせるためのしつけ方を実演。犬の口をつかんで自由に動かすマズルコントロールや、犬を落ち着いた状態で仰向けにさせる行動、爪切りや薬を飲ませるためなど犬の健康維持にも大切なしつけを紹介。参加した皆さんは、訓練士と犬の動きをよく観察しながら、藤井さんの説明を熱心に聞いていました。最後は質疑応答が行われ、藤井さんは参加者からの質問に丁寧に答えていました。
 
 参加者は「犬を飼い始めたので来てみました。犬のルーツなどから教えてもらえてとても興味深く、勘違いしていた点を見直そうと思いました」「本などでは言っていることが食いちがうこともあるので、今日改めて実際に犬が従っているのを見て自信が持てました」と感想を話していました。

 また、しつけ教室後のペット健康相談では、来場者からのさまざまな相談に獣医師が丁寧に答えていました。