令和5年度風水害災害対策本部会議審議訓練を実施

更新日:令和5年7月20日

訓練の様子
各部長などから報告 各部長に指示を出す森澤区長 講評する森澤区長
メモを取る職員 被害状況が映し出されたスクリーン 会議の様子 

 超大型台風上陸を想定した令和5年度風水害災害対策本部会議審議訓練を、令和5年7月20日(木)に品川区役所で実施しました。

 この訓練は、近年激甚化する風水害発生時の災害対策本部の運営を強化する目的で実施。超大型台風が上陸し、区内に甚大な被害が発生してから3日後の想定で、災害対策本部会議の審議訓練を行いました。被害発生から3日後を想定した訓練は、区では初めての取り組みです。

 この訓練に向けて、令和5年4月以降に計3回の調整会議を行い、風水害時の対応について必要となる人員の算定、長期的な活動体制、業務の優先順位付けなどの災害対応検討を実施。超大型台風上陸3日前から、被害発生3日後までの対応について、タイムラインに沿った気象情報、被害状況などの情報から、庁内各部における具体的な対応をシミュレーションしました。

 災害対応検討の結果を踏まえ、今回、災害対策本部会議審議訓練として、災害対策本部員(各部長級等)が区長に各部の状況を報告。災害対応についてや、通常業務の再開に向けた取り組み、各部の課題等に関して報告・審議等が行われました。

 森澤区長は「調整会議や今日の訓練で浮き彫りになった課題を再確認し、早急に対応を検討して、台風や大雨に備えた体制づくりをお願いします。また、今年度実施する地域防災計画の大規模修正にもその成果を反映できるように整理してください。品川区民の皆さんの安全・安心を守るため、庁内が一体となって取り組んでいきましょう」と訓練を総括しました。