「品川歴史館親子歴史講座 浮世絵のおもちゃをつくってみよう」を開催

更新日:令和5年7月25日

完成品を持って記念撮影する親子
会場広め 講師の品川歴史館学芸員 浮世絵の種類につてのスライド
資料を見る参加者 ワークショップ広め ハサミで絵を切る
完成品 ワークショップを頑張る親子 完成品を持って記念撮影する子ども

 「品川歴史館親子歴史講座 浮世絵のおもちゃをつくってみよう」が、令和5年7月25日(火)、こみゅにてぃぷらざ八潮(八潮5-9-11)で開催され、11組の親子が参加しました

 この講座は、小学生とその保護者を対象に実施。夏休みに親子で楽しく会話しながら歴史に親しむことを目的に企画されました。

 はじめに、品川歴史館の学芸員が講師となり、「浮世絵とは何か」「浮世絵の種類」「浮世絵ができるまで」「浮世絵で見る品川」について、スライドを用いて説明。また、品川宿・御殿山・鮫洲など、江戸時代の品川が描かれた浮世絵が紹介されました。

 続いては、立版古(たてばんこ)をつくるワークショップです。立版古とは、「おもちゃ絵」と呼ばれる浮世絵のひとつで、立体的に組み立てるのが特徴。おもちゃ絵に沿ってハサミで切ったりのり付けしたりと、親子で協力しながら作業を進めると、昔の風景や女性の日常生活を描いた浮世絵の立版古が完成しました。

 参加した子どもは「ギュッと抑えてのりで貼るところが面白かった」と笑顔で話し、保護者は「いろいろなメディアなどで浮世絵を見る機会が増え身近に感じるようになりましたが、今回も子どもと一緒に浮世絵について学習できたので良かったです」と感想を述べていました。