デフサッカー日本代表候補トレーニングマッチ 観戦・交流会 開催

更新日:令和5年7月29日

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 デフサッカー日本代表候補トレーニングマッチの観戦・交流会が、令和5年7月29日(土) 天王洲公園サッカー場(東品川2-6-3)で開催されました。

 デフサッカー日本代表候補チームは9月のワールドカップ(開催地:マレーシア)に向けて、品川区内で強化合宿を行っています。それに伴い、デフサッカーの魅力を多くの人に発信する目的で地元サッカーチームである品川CCセカンドとのトレーニングマッチを公開。試合後には、来場した子どもたちとの交流会が実施されました。

 試合は猛暑の中でも両チームが全力を出し合い、一歩も譲らない展開に。試合を応援している観客からは両者へ熱い声援が送られていました。結果は3-4で品川CCセカンドの逆転勝利。試合後、元サッカー日本代表で現在は品川CCセカンドで指揮をとる槙野智章監督が、デフサッカー日本代表候補チームのメンバーを熱く激励。代表候補たちはその言葉を受けて、大いに奮い立った様子でした。

 試合後の交流会の前には、試合を観戦していた森澤区長が「今日は熱い中、観戦お疲れ様でした。選手の皆さんもありがとうございました。日本代表候補の試合を間近で観ることができて、大変ありがたく思っています。2025年開催のデフリンピックに向けて、皆さんでデフサッカーをこの品川区からも盛り上げていきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします」とあいさつ。観客と選手たちに感謝とデフサッカーへの思いを伝えました。

 交流会ではまず、子どもたちが「いつからサッカーを始めたの」「日々どのくらい練習しているの」など代表候補選手たちに質問。ハードな試合後にもかかわらず、選手たちはときに手話を交えながら回答するなど子どもたちとの交流を楽しんでいる様子でした。
 交流会の後は、小さく区切ったピッチにボールを4つ入れ、選手からボールをとるミニゲームを実施。選手たちの華麗な個人技に翻弄されながらも、子どもたちは楽しそうに、夢中になってボールを追いかけました。最後は全員で記念撮影。「ありがとう」と「拍手」の手話を教わって、参加者全員の笑顔で交流会は終了しました。