区内初 子ども専用のサッカーコートでデフキッズサッカー国際交流イベントを開催

更新日:令和5年8月4日

タイの選手の画像 説明を真剣に聞く子どもたちの画像 タイの子どもたち側から真剣に聞いている画像
タイのろう者チームと日本のチームの試合 日本のチーム同士の試合 日本のチーム同士の試合
タイのろう者選手と日本のろう者選手の試合の様子画像 コーチから挨拶 みんなで手話を使って「ありがとう」と挨拶
 令和5年8月4日(金)に、しながわ区民公園こどもサッカー場(勝島3-2-2)で、デフキッズサッカー国際
交流会が開催されました。

 同公園は「花とひろばと水と緑の公園」をテーマとして、勝島運河を埋め立てて造られた区立公園。四季折々の花や緑が楽しめ、自然豊かな公園として広く区民に親しまれています。子どもたちがのびのびとスポーツに親しめる環境の充実を図ることを目的として、令和5年8月1日(火)区内初の子ども専用のサッカーコート(全面人工芝、60メートル×40メートル)がオープンしました。

 今回のイベントは、2025年デフリンピック開催に向けて共生社会の実現や、タイのろう者選手と一緒にスポーツを通して国際交流を図ることを目的として実施。
 サインフットボールしながわ代表の植松さんの掛け声とともに、真っ青な空のもと、新しいふかふかの人工芝で体操とウォーミングアップを行い、2コートに分かれて交流試合が始まりました。試合が始まると、子どもたちはゴールネットを目指して一生懸命ボールを蹴っていました。チームメイト同士では手を挙げて合図をしたり、対戦相手にはジェスチャーで伝え合ったり、国や言語、手話の垣根を超えたコミュニケーションが子どもたちの間で生まれていました。
 
 試合終了後、子どもたちは、植松さんやタイのサッカー学校のコーチからのアドバイスを、真剣に見つめていました。そして参加者全員が手話で「ありがとうございました」とあいさつし、笑顔で交流会は終了しました。