「ティーンズ☆SUMMERワークショップ POP王直伝!POPで本の魅力を伝えよう!」を開催

更新日:令和5年8月5日

講座会場の画像
POP王内田さんの画像 内田さんの作例の画像 本から使えそうなフレーズを探している女の子の画像
講義内容を記したPOPの画像 POPに画を描いている画像 ハサミで作業する女の子の画像
完成間近の作品の画像 内田さんに相談する女の子の画像 完成したポップを見せる女の子の画像

 「ティーンズ☆SUMMERワークショップ POP王直伝!POPで本の魅力を伝えよう」を、令和5年8月5日(土)に荏原第五地域センター(二葉1-1-2)で開催しました。

 このワークショップは中学生から大学生までを対象に実施。昨年に引き続き、区立図書館が開催する「ティーンズ書評バトルPOP部門」に向けてPOPのつくり方を学び、紹介したい本のPOPを作ることで本により親しむことが目的です。今年は二葉図書館が主催しました。

 講師を担当するのは、元書店員でNPO本屋大賞実行委員会理事の内田剛さん。内田さんは書店員の頃から現在に至るまで1日1冊以上の本を読み、これまで5,000以上のPOPを制作しており、POP王の異名で呼ばれています。

 内田さんによるPOPを作る上での心構えや要点の講義のあとに、各自が持参した本の内容を紹介するPOP作りを開始。どうやって注目させ、本の表紙を引き立て、手に取りたいと思わせられるかを考えながらの制作です。参加者は紙の色や文字の大きさ、全体のレイアウト、キャッチコピーなどを試行錯誤しながら作業に没頭していました。
 最後に、紹介したい本とPOPを並べ、どのようなねらいで制作したかを発表。約1時間の制作時間では完成しなかった方もいましたが、内田さんはそれぞれの着想の面白さなどにも目を向け、参加者全員のPOPの良いところを褒めていました。

 参加者は「本のPOPは学校の図書委員会などで作っていましたが、言いたいことをまとめる方法を教われたのが良かったです」「小学校の授業でPOPを作ったことがありましたが、今回改めて学べてすごく面白かったです。色や配置の工夫を知ることができて、部活で作るポスターなどにも使えそうだなと思いました」と感想を述べていました。

 区立図書館では9月8日(金)まで、「ティーンズ書評バトルPOP部門」の作品を募集しています。応募方法などの詳細はお近くの区立図書館でお尋ねください。