伝統工芸の親子体験教室「和裁サコッシュづくり」を開催

更新日:令和5年8月8日

完成したサコッシュを肩にかけた子どもとお母さん
講師の高橋さん 生地を選ぶ子どもたちと講師 サポートする剱持さん
会場広め 針作業をする子ども 作業する手元
作業する子どもとサポートする剱持さん 針作業する手元 子どもに教える講師
作業を進める親子 完成したサコッシュ 完成したサコッシュを持つ親子

 伝統工芸の親子体験教室「和裁サコッシュづくり」を、令和5年8月8日(火)に、中小企業センター(西品川1-28-3)で開催しました。

 この体験教室は、品川の伝統工芸に触れ、親子で楽しみながら体験することで、多世代にその素晴らしさを伝えることが目的です。
 品川区には古くから続く伝統の技が今でも根付いており、その職人たちが集まって品川区伝統工芸保存会が昭和63年に発足し、現在、21人の会員がいます。
 
 この日、「和裁サコッシュづくり」を指導したのは、同会会員の高橋 紀子さん。同会の会長を務める釼持(けんもち)博さんがサポートしました。参加した親子は、伝統の真田紐(さなだひも)と小風呂敷を使い、高橋さんと釼持さんに教わりながら協力してサコッシュづくりに挑戦。生地となる小風呂敷の寸法を測って形を整え、針と糸で塗っていくとモダンなサコッシュが完成しました。

 参加した親子は「子どもと一緒に素晴らしい作品をつくることができ、良い経験ができました」「学校の家庭科で習った縫い方でサコッシュを作ることができてうれしいです。お出かけなどの時に、ポシェットの代わりに持ちたいです」と笑顔で感想を話していました。