「夏休み!子ども向け手話体験講座」を実施

更新日:令和5年8月10日

手話を習う子どもたち広めの画像
講師の長田さんの画像 講師と子どもたちの画像 サブ講師と子どもの画像
会場広めの画像 手話をする女の子の画像 手話の手元の画像
手話の説明をする講師の画像 真剣に学ぶ子どもの画像 講師と子どもたち広めの画像

 「夏休み!子ども向け手話体験講座」を、令和5年8月10日(木)に心身障害者福祉会館(旗の台5-2-2)で開催しました。

 区では、令和3年7月15日に“品川区手話言語条例”を制定。手話が言語であるという認識のもと、手話に対する理解促進・普及を図り、手話による意思の疎通が図りやすい環境整備を推進しており、この教室もその一環として実施。子どもたちが楽しみながら手話に触れ合うきっかけづくりとして、品川区障害者地域活動支援センター「逢(あえる)」が主催しました。

 講師は、品川区聴覚障害者協会の長田章子理事で、同協会の三輪千枝さんと品川区登録手話通訳者の宮崎真理子さんが補助講師を務めました。

 この日は、1~3年生の午前の部と、4~6年生の午後の部に分かれて実施され、午前の部には16人が参加。はじめに「こんにちは」「ありがとう」などの簡単なあいさつの手話を学びました。
 続いて、参加者一人ひとりが手話で自己紹介。講師の皆さんから教わりながら、頑張って自分の名前を手話で発表しました。
 また、「歯をイメージした『白』」、「唇をイメージした『赤』」など色の手話や、果物の手話を学習。手話は、物事や動きを手の形や動作で表現する言語であることを、子どもたちは楽しみながら学びました。

 子どもたちは「初めて手話をしたので難しかったけど楽しかった」「果物の手話が面白かった」と笑顔を見せ、同行していた保護者は「子どもが手話に興味があったので参加しました。手話と触れ合うことで視野が広がり、ボランティアなどいろいろなことに興味を持って欲しい」と感想を話していました。