O美術館でデジタル版画展ワークショップを開催

更新日:令和5年8月13日

デジタル版画を制作している様子の写真
会場風景の写真 EICOさんの講座風景の写真 自由に描く様子の写真
線を描いている様子の写真 親子で真剣に制作している様子の写真 慣れてきた様子の子どもの写真
プロから教わっている様子の写真 完成して満足げな子どもの写真 参加者の作品の写真
「デジタル版画展2023 メタモルフォーゼ(Metamorfose)」のワークショップが令和5年8月12日(土)、13日(日)にO美術館(大崎1-6-2)で開催されました。

 デジタル版画は、写真や絵画、ドローイングなどの画像をパソコンに取り込み、画像編集ソフトで編集しプリンター出力したアート作品です。木版や銅版とは異なり、重量のある版を使用しないため、力の弱い子どもや高齢者でも自由に版画を楽しむことができます。
 
 このワークショップは、デジタル版画協会とO美術館の共催で行われました。「きみも今からデジタルアートクリエイター」という趣旨で、午前と午後に館内の一室で開催。1回あたり、8組の親子が参加し、デジタル版画を体験しました。
 
 今回の講師を務めたのは、デジタル版画展に参加しているアーティストのEicoさん。はじめに海外のAR美術館に展示されている自身の作品を紹介。続いて写真から線を抽出したり、写真の上に直接絵を描くなど、簡単に描けるデジタル版画の制作方法を説明しました。「皆さんの好きな色の塗り方で自由に制作してほしいです」とEicoさんが話し、それぞれの感性を活かした作品づくりが始まりました。参加者は、初めてお絵描きアプリを使う人から、使い慣れた人までさまざま。皆さんはEicoさんに質問しながら、真剣な表情で作品を完成させていました。
 
 参加者は「楽しかったのでまた参加したいです」「毎日1枚くらい絵を描いていますが、知らないことをいろいろ学べてよかったです」とプリントアウトされた作品を満足げに見せて感想を述べていました。

 また、会場ではデジタル版画展(8月5日(土)~16日(水))が開催されており、参加者はワークショップ後にデジタル版画作品を見学していました。