紙コップがスピーカーに! エコルとごしで「手づくりスピーカーを作ろう」を開催

更新日:令和5年8月21日

スピーカーから流れる音楽を聴く参加者
会場広め 講師の佐藤さん 話を聞く子どもたち
車いすの講師 ろう者の講師 子どもたちの教える講師たち
電磁石用コイルづくり 真剣な表情の子ども 磁石を紙コップに付ける
スピーカーを耳にあてる子ども 音楽が聞こえて笑顔になる子ども 記念撮影

 紙コップでスピーカーを作るワークショップ「手づくりスピーカーを作ろう」が、令和5年8月21日 (月)に、環境学習交流施設「エコルとごし」(豊町2-1-30)で開催されました。

 このイベントは、エコルとごしと区内にある(公財)ソニー教育財団が共同で企画。見る・聞く・触るなどの体験を通して、子どもたちの好奇心を育むとともに、障害の有無にかかわらず誰でも参加できるインクルージョンワークショップとして開催され、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」を子どもたちが知るきっかけとするねらいもあります。

 この日は、小学1年生から3年生まで22人が参加。講師は、ソニー・太陽(株)の皆さんです。
 ワークショップは、電磁石用のコイル作りからスタート。子どもたちは講師の皆さんから教えてもらいながら、約15メートルのエナメル線を洗濯ばさみの先端に巻き付け、コイルを作りました。続けて、コイルを紙コップに取り付ける、別の紙コップに強力な磁石を付けて2つの紙コップを重ねるなどの作業を進めていくと、全員無事に手づくりスピーカーが完成。音楽プレーヤーに接続すると、思いのほか大きな音量の音楽が紙コップスピーカーから流れました。

 電磁石と磁石による振動で音が聞こえる仕組みを自然と学んだ子どもたちは、「コイルを巻くところが大変だったけど楽しかった」「紙コップから音が出て不思議だった」「ちゃんと音楽が流れてうれしかった」などと、笑顔で感想を話していました。