エコルとごしで「葉脈標本を作ってフレームに飾ろう」を開催

更新日:令和5年8月23日

葉脈標本と一緒に写真撮影する親子
会場広め 講師の青松さん 講師の倉岡さん
戸越公園で葉っぱ探索 葉っぱ探索広め 葉っぱを触る手元
葉脈標本づくりを手伝うお父さん 歯ブラシで葉っぱを削る手元 歯ブラシで葉っぱを削る様子広め
頑張って歯ブラシで葉っぱを削る参加者 クヌギの葉脈標本をもつ兄弟 完成した葉脈標本

 親子で植物の葉脈標本を作るワークショップ「葉脈標本を作ってフレームに飾ろう」が、令和5年8月23日 (水)に、環境学習交流施設「エコルとごし」(豊町2-1-30)で開催されました。

 このイベントは、親子で楽しみながら葉脈標本をつくることで、植物の成長方法や不思議を発見するとともに、緑豊かな自然について考え、SDGsの目標15「陸の豊かさを守ろう」を知るきっかけとすることが目的です。

 この日は、5歳以上の子どもとその保護者など11組が参加。講師は、「楽しいをつくる。アートスクール」で環境学習・食育などを行っている(株)ロテの青松 寛子代表取締役と倉岡 宗士さんです。
 ワークショップは、針葉樹と広葉樹の違いや、葉脈標本を作りやすい植物・作りにくい植物の紹介からスタート。続いて戸越公園を散策しながら、いろいろな葉っぱを触りました。葉脈標本を作りにくい植物は、柔らかい・厚くて固いなどの特徴がありますが、ほとんどの植物がこの条件に当てはまり、葉脈標本をつくるためには試行錯誤する必要があることを、参加した皆さんは学びました。

 エコルとごしに戻ったあとは、葉脈標本作りに挑戦。あらかじめ講師が下準備したナンテン・クヌギ・コナラなどの葉っぱを、歯ブラシで丁寧にゆっくりと削っていきます。親子で協力して作業を進めていくと、少しづつ葉脈が浮かび上がってきました。
 
 葉脈だけになった葉っぱをアイロンで乾かし、クリアスタンドに飾ったら標本が完成。参加した親子は「歯ブラシで削るところが難しかったけど面白かった」「親子で楽しく葉脈標本をつくることができ、とても良い経験になった」と、感想を話していました。