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「品川区とモンゴル高専との科学技術交流事業」を実施
更新日:令和5年8月23日
「品川区とモンゴル高専との科学技術交流事業(短期交流)」の開始式が、令和5年8月23日 (水)に、品川産業支援交流施設「SHIP」(北品川5-5-15)で開催されました。
品川区は、技術者不足に悩む区内ものづくり企業の人材確保や技術者育成、事業の継続を支援するため、モンゴル高専と連携した人材交流事業を平成29年からスタート。モンゴル高専生をインターンシップで受け入れ、高専卒業後には区内のものづくり企業への就職を支援するなど交流を深めており、これまでに14人の高専卒業生が区内企業で活躍しています。
今回は、令和2年にモンゴル高専に新設されたコンピューター工学科の生徒8人と教員2人の計10人が品川区を訪問。モンゴル高専生は8月22日(火)から29日(火)にかけて、区内IT企業5社の職場見学やワークショップ、都立産業技術高等専門学校の生徒たちとの交流などを通し、ITの最先端技術などについて学習。8月28日(月)には、成果発表会を行います。
開始式では、はじめに区職員が、「今回の訪問で身につけた知識を、今後の学習に役立ててください」とあいさつ。また品川区の交通網、商店街、イベントなど、品川がどんなまちなのかを説明すると、モンゴル高専生は興味深げに話を聞き、メモを取っていました。
続いて、(一社)五反田バレーの中村 岳人代表理事が、五反田バレーの役割や活動内容を紹介。「将来、皆さんとITビジネスなどで連携できればうれしいです」と、歓迎の言葉を送りました。
最後に、(一社)モンゴルに日本式高専をつくる支援の会の中西 佑二代表理事が「企業を訪問した際、分からないことがたくさんあると思います。積極的に質問したり調べたりと、しっかりと勉強してください」と激励。
式終了後は、SHIP内を見学し、モンゴル高専生はスタッフの説明を熱心に聞いていました。