災害ボランティア講座「防災クロスロード」 開催

更新日:令和5年8月24日

会場全体の写真
解答用紙に回答している様子の写真 発表している様子の写真 防災グッズを紹介している講師の写真
 
 災害ボランティア講座「防災クロスロード」が、令和5年8月24日(木)に中小企業センター(西品川1-28-3)で開催されました。

 この講座は、災害発生時の行動や考え方について、講師の方の話や防災クロスロードを通して、災害時に起こりえる課題を事前に学習し、実際に発生した際に生かすことを目的に品川区社会福祉協議会 品川ボランティアセンターの主催で開催。講師は、一般社団法人地域パートナーシップ支援センターの小野 紀之さんが務め、35人が参加しました。

 初めに、他自治体の取り組みや小野さんが実際に災害ボランティアを行って感じたことなどを話した後に、防災クロスロードが実施されました。
 防災クロスロードとは、さまざまなシチュエーションごとに起こった問題について「はい」か「いいえ」を選択することで災害時の行動を事前に考えるきっかけとすることを目的に作られており、今回は被災者・避難所の運営スタッフ・災害ボランティアそれぞれの立場でどう行動するべきかを考えました。個人で考えた後は、4~5人のグループ内で設問ごとに話し合いを行い、意見を交わしました。
 グループでの意見交換後には、代表者が話し合った内容を発表。教室全体でさまざまな考え方を共有していました。

 講座に参加した人は「今までの防災講座とは違い、新しい視点で災害について考えることができました」「いつ災害が起きてもこの知識を活かしていきたいです」と話していました。