シニア情報生活アドバイザー養成講座を、令和5年8月29日(火)に「いきいきラボ関ヶ原」で開催しました。

　この講座は品川区の主催で、しながわシニアネットが実施し55歳以上の方が対象。シニア世代にパソコンやスマートフォンなどの活用方法を教えるアドバイザーを養成することが目的で、全5日間の講座でアドバイザー資格の取得を目指します。資格取得にはパソコンの操作実技・筆記試験・プレゼンテーション試験に合格する必要があり、今回の講座には6人が参加しました。
　
　この日は4日目で講師を務めたのは吉村さん、中澤さん、日笠さんの3人。午前中は筆記試験対策、午後はプレゼンテーション試験対策の講座が行われました。プレゼンテーション試験対策では、参加者が自ら決めたIT関連のテーマについてプレゼン。「脳を活性化させるアプリをデバイスにインストールする」「PDFを活用する」などのテーマを基に作成した資料を発表し、パソコン・スマートフォン初心者の高齢者に分かりやすいように説明する難しさを体感していました。
　プレゼン終了後は参加者やスタッフが講評。「とても分かりやすくまとまっていた」「文字だけではなく写真や絵をもっと使った方が良い」などの意見があり、発表者は真剣に聞いていました。

　参加者は「地域の高齢者より少しだけパソコンやスマートフォンが扱えるので参加しました。ここで学んだことを生かし、高齢者の皆さんが半歩でもITに慣れ親しむために活動したいと思います」と意気込みを話していました。