しながわ防災学校 一般向けコース「語り部~過去の地震災害の経験から学ぶ~」 を開催

更新日:令和5年8月27日

会場の画像
講演中の会場の画像 島田会長の画像 今野会長の画像
挙手する質問者の画像 質問に回答するお二人の画像 メモを取る聴講者の画像

 しながわ防災学校 一般向けコース「語り部~過去の地震災害の経験から学ぶ~」を、令和5年8月27日(日)に区役所で開催しました。

 しながわ防災学校ではさまざまな講義や体験を通じて、防災の知識や技術の習得を図り、品川の地域防災力を向上させる人材として「しながわ防災リーダー」の育成を目指しています。その中の一般向けコースは、毎回さまざまなテーマを設定し、外部講師の専門的な内容や被災経験などの話を通して学びを深めるコースとなっています。

 今回の講師は、宮城県仙台市青葉区連合町内会長協議会の島田福男会長と片平地区まちづくり会の今野均会長。地域での発災直後の応急活動と避難生活という2つの視点で講話を行いました。
 「平時にできないことは災害時にはもっとできない」と大きな災害に対しては起こる前の備えが大切であるということを前提に、島田会長は自身が指揮をとった丘陵地での経験、今野会長は都市中心部の避難所での具体的な課題などを聴講者にわかりやすく伝えました。
 
 講義の後は休憩を挟んで質疑応答の時間が設けられ、会場からの質問に2人の講師が時間いっぱいまで丁寧に回答しました。参加者の1人は「町会でも役員の皆さんはがんばっているのですが、今日お話を聴いて、もっとできることからやっていかなければならないと強く思いました」と話していました。