品川区と昭和大学病院が合同で医療救護所訓練を実施

更新日:令和5年9月3日

ストレッチャーでけが人を運ぶ訓練
検温 トリアージのタグ 軽症者への対応訓練
重症者への対応訓練 初期消火訓練 受付をする区職員の画像
確認する区職員 煙体験ハウス 連絡事項を記入するスタッフ

 品川区と昭和大学病院(旗の台1-5-8)が合同で、令和5年9月3日(日)、医療救護所訓練を実施しました。

 品川区は、昭和大学病院および昭和大学病院附属東病院(西中延2-14-19)と、平成27年以来、定期的に合同防災訓練を行っていますが、今回はコロナ禍を経て令和元年度以来4年ぶりに実施。大規模地震によりけが人が多数出たとの想定で訓練を行いました。

 訓練が開始されると、けが人役の昭和大学医学部附属看護専門学校生や病院スタッフらが病院前に集まり、トリアージ(災害や事故発生時に、けがなどによる治療の優先度を決定)後の、軽症・中等症・重症に応じて適切な処置を施す流れを確認。重症エリアには現実さながらの緊迫感が満ちていました。
 また、荏原医師会、荏原消防署、旗の台一丁目町会、西中延二丁目町会、東京都水道局が連携訓練に参加。病院の敷地内で区本部との連絡、医療救護所の開設・運営及び傷病者の搬送、トリアージ等の実働訓練を行いました。

 医療救護所訓練と併せ、荏原消防署は消火器による初期消火訓練を実施。他にも煙体験ハウスを設置し、体験者は煙が充満する中を低い姿勢で移動する動作を確認していました。