言語である手話を学習 「手話体験講座」を実施

更新日:令和5年9月8日

手話体験講座の講師と参加者
講師の高橋さんと参加者 講師の三輪さん 講師の宮崎さん
名前の手話をする参加者 手話を学ぶ参加者 講座会場広め

 「手話体験講座」を、令和5年9月8日(金)に障害児者総合支援施設「ぐるっぽ」(南品川3-7-7)で開催しました。

 区では、令和3年7月15日に“品川区手話言語条例”を制定。手話が言語であるという認識のもと、手話に対する理解促進・普及を図り、手話による意思の疎通が図りやすい環境整備を推進しており、この教室もその一環として開催。品川区が主催し、(社)福栄会の運営で実施しました。

 講師は、品川区聴覚障害者協会の三輪 雄幸(ゆうこう)会長、同協会の高島(高ははしご高) 良宏理事と、品川区登録手話通訳者の宮崎真理子さんです。

 この日は全3回講座の1回目。はじめに、参加者一人ひとりが手話で自己紹介をしました。苗字は手話で、名前は指文字で表すことを、参加者は講師から教わりながら、自分の名前を手話で発表しました。
 また、「静岡県の手話は富士山の形」「東京都と京都府は手の向きが逆」「唇をイメージした『赤』」など、手話は物事や動きを手の形や動作で表現する言語であることを、楽しみながら学習。

 参加者は「以前から手話に興味があり参加しました。初めて手話を体験しましたが、新しいことを学ぶのは楽しいです」「聴覚に障害のある方と、少しでもコミュニケーションをとることができるようにしたいです」と感想を話していました。