新型コロナウイルス感染症対応 検証・健康危機管理体制検討委員会 開催

更新日:令和5年9月13日

会議の会場全体の写真
阿部健康推進部長があいさつしている様子の写真 資料を読んでいる様子の写真 関係者が話している様子の写真

 区は、これまで実施してきた新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の成果や問題点を検証し、健康危機管理体制を再構築するための検討委員会を、令和5年9月13日(水)に開催しました。


 同委員会では、保健所における患者対応、各部署における地域支援、区の危機管理体制など、これまで区が実施してきた新型コロナウイルス感染症への対応を体系的にまとめた報告書を作成。加えて、医療関係者や高齢者施設・障害者施設等への聞き取りも実施し、これまでの各対策について成果を検証することで、問題点の洗い出しを行い、感染症対策のより一層の充実を目指します。

 第一回目となった今回は、品川区医師会や荏原医師会、品川区薬剤師会、東京消防庁などが参加。区が作成した新型コロナウイルス感染症対応の検証と健康危機管理体制の基盤整備検討報告書の素案を元に関係機関との意見交換が行われました。
 同委員会委員長の阿部健康推進部長は「今回の検証委員会は、区として適切な動きができていなかった部分を反省するとともに、次の危機に備えて体制整備することを目的に開催しました。今回参加してくださいました関係機関をはじめ、皆さまのご意見を伺いながら同様の危機が起こった際により適切な対応ができるようしっかりと生かしていきたい」と今後の対応に対する決意表明をしました。
 
 なお、同委員会は計2回開催され、次回の開催は令和5年11月上旬ごろまでを予定。まとめた報告書などは、今後、脅威となる新たな感染症の発生に備えた健康危機管理体制の構築に活用していきます。