ゆたか児童センター主催「中学生と赤ちゃんとのふれあい事業」 大崎中学校で実施

更新日:令和5年9月19日

中学生の膝に座る赤ちゃんの画像
開会のあいさつをする校長先生 ゆたか児童センターの館長 ゆたか児童センターの職員
話を聞く生徒たち全体 講師の根本さん 話を聞く生徒たち
担任が妊婦体験 赤ちゃん人形を抱っこする生徒の全身 赤ちゃん人形を抱っこする生徒と見守る周りの生徒
赤ちゃんと遊ぶ生徒たち おもちゃで遊ぶ赤ちゃんと中学生 赤ちゃんとおもちゃで遊ぶ生徒たち
楽しそうに遊ぶ赤ちゃん 記念撮影 生徒たちのアーチをくぐって退場する親子

 ゆたか児童センター(豊町1-18-15)主催の「中学生と赤ちゃんとのふれあい事業」を、令和5年9月19日(火)に大崎中学校(西品川3-10-6)の7年生を対象に実施しました。

 これは学校と地域が連携した中学生の健全育成事業で、中学生が赤ちゃんと触れ合うことで、赤ちゃんの成長・発達、命の尊さや素晴らしさを学ぶことなどが目的。平成20年度から児童センターの事業としてスタートし、新型コロナウイルスの影響により4年ぶりの開催となりました。
 
 はじめに、(一社)品川港助産師会の根本 京子さんが講師となり、「赤ちゃんの胎児期、誕生、成長、発達」をテーマに講義。お腹の中にいる胎児の様子や赤ちゃんの成長過程などについて説明し、生徒たちは真剣に話を聞いていました。また、担任が代表して、妊婦ジャケットを着用して妊婦を体験。「階段の上り下りが大変」「靴ひもを結ぼうとしたが下が見えない」など、妊婦の大変さを生徒たちに伝えました。

 続いては、生徒たちがグループに分かれ、赤ちゃん人形の抱っこ体験です。各グループにはファシリテーターが配置され、生徒たちに「抱っこする前に自分の姿勢を安定させる」「赤ちゃんの首をしっかり固定して包み込むように抱っこし、自分の胸やお腹にあてる」などとアドバイス。生徒たちは戸惑いながらも、ファシリテーターのアドバイスに従って人形を抱っこすると、「思った以上に重かった」「赤ちゃんを安定して抱っこする方法が難しかった」と話していました。
 
 最後に、ゆたか児童センターに通う親子25組を迎えて交流がスタート。生徒たちは、手遊びしたりおもちゃで遊んだりしながら、赤ちゃんとスキンシップを取っていました。赤ちゃんと交流した生徒たちは「とても可愛かったです。癒されました」「心が豊かになって笑顔になりました」「お父さんお母さんの大変さを知ることができました」と感想を述べ、参加した赤ちゃんのお母さんは「児童センターではなかなか中学生と交流できないので、とても良い機会になりました。子どもも楽しんでいました」と笑顔で話していました。