品川区シルバー成年式を令和5年9月16日(土)、スクエア荏原(荏原4-5-28)で開催しました。

　シルバー成年式は、70歳の古希を迎える区民の方を対象に、新たな気持ちでこれからの人生を楽しく歩む契機となるよう、例年、敬老の日にちなんで9月に実施しており、今年で30回目を迎えます。

　第一部の記念式典では、森澤区長が「シルバー成年を迎えられた皆さま、おめでとうございます。皆さまが、その豊富な経験と知識を生かし地域でご活躍いただくことが、活力ある品川区につながっていきます。品川区としても、皆さま方がこれからも住み慣れた地域で安心して暮らし続け、行動し、ご活躍いただけるための仕組みづくりを通して、世代を超えてお互いを支え合い、つながり、思いやりが広がる、そうした豊かな地域をつくっていきたいと思っています」とあいさつ。
　また、参加者を代表して、荏原第三地区民生委員協議会会長の五十嵐 久美子さんが、長寿社会への抱負を述べました。

　第二部では、「ペコロスの母に会いに行く(平成25年公開)」を上映。認知症の母とその息子の何気ない日常をユーモアを交えながら描いていく心温まる作品に、参加者たちは笑いと涙とともに見入っていました。
　
　式典のほか、イベントホールで「シルバーフェスタ」を同時開催。式典の参加者だけでなく、誰でも自由に入場でき、健康チェック測定会・うんどう教室体験会・脳力アップ元気教室体験コーナー・スマホ操作体験＆相談会・耳の聞こえ相談会・あたまの元気度チェックなど多彩なコーナーが設けられました。

　参加者は「数年前に他区から引っ越してきました。品川区は高齢者の福祉施設や施策が充実していて住みやすいです。これからも健康で楽しく長生きしたいですね」と笑顔で話していました。