エコルとごしで「お直しで”衣”を整える ~プロが教えるボタン付け~」を開催

更新日:令和5年9月18日

笑顔で作業する参加者の画像
会場全景の画像 講師の高畠さんの画像 板書で説明する高畠先生の画像
針を持って作業する男性の画像 講師に教わる女性の画像 プロジェクターで講師の手元を映している画像
ボタンを付けている手元の画像 講演後、先生に質問している画像 作例を見ている参加者の画像

 「お直しで”衣”を整える ~プロが教えるボタン付け~」を、令和5年9月18日(月・祝)に環境学習交流施設「エコルとごし」(豊町2-1-30)で開催しました。

 今回のワークショップは中学生以上を対象としたもので、衣食住の「衣」をテーマに設定。製造過程における環境負荷の高さ、そして衣類の廃棄量の問題に目を向け、まずは自分の衣類を長く楽しく着られるように、というねらいで企画されました。

 講師を務めた高畠海(”高”の字は正しくははしごだか)さんは、自由が丘の「nucafe」で洋服のサイズ直しやデザインリメイクを行っているほか、テレビ番組での講師経験や、衣類のお直しに関する著書もある、お直しのスペシャリストです。

 高畠さんは初めに、この日着てきた服が高校時代からずっと直し続けているものであることなどを紹介。衣服を大事に着続ける楽しさを伝えました。
 ボタン付けの実習では、刺繍針に糸を一本がけして、玉留めや玉結びをせずにボタンを縫い止めるテクニックを伝授。参加者の皆さんは初めこそ戸惑っていましたが、縫い進めるうちに、生地の方の糸も目立たず、なおかつしっかりとしたボタンの付き具合に納得の表情を浮かべていました。

 参加者は「丁寧に教えてもらい、きれい仕上がってうれしいです。衣類の問題にもっと関心を持って過ごしていきたいと思いました」と感想を話していました。