製造現場デジタル化推進人材育成講座を、令和5年9月26日(火)に品川産業支援交流施設「SHIP」(北品川5-5-15)で開催しました。

　この講座は、DX・デジタル技術活用推進事業の一環として令和4年度より実施。DXに関する基礎知識を学ぶとともに、業務システムや生産システムの改善方法について習得し、DXを効果的に実施できるようにすることがが目的で、(株)アステックコンサルティングの谷野博さんが講師を務めました。

　全8回の初回となるこの日は、「中小製造業のDXに向けた取り組み方法」がテーマ。はじめに参加者が一人ひとり自己紹介し、「右も左も分かりませんが、この講座で少しでもDXについて学びたいと思っています」など、講座に参加した理由などを発表しました。
　
　続いて、DXの定義やその目的、製造業における5つのDXレベルなどについて谷野さんが解説。経営者がDXを理解し、自社に適した推進体制を整備するために注意するポイントのほか、DXの導入事例や陥りやすい失敗点などについて分かりやすく説明し、参加者は真剣に耳を傾けていました。