健康講座「人生100年時代 安心して暮らし続けるためにいま知っておきたいこと」を令和5年9月24日(日)、荏原文化センター(中延1-9-15)で開催しました。

　この講座は、東京医療保健大学と荏原図書館の連携事業として初めての実施。住み慣れた地域で暮らし続けるための、健康と暮らしについて考えるきっかけとすることが目的です。

　本日の講師は、高齢者のケアを専門分野としている、東京医療保健大学医療保健学部看護学科の阿部桃子教授。初めに平均寿命と健康寿命の違いについて解説をしました。
　続いて、健やかに暮らし続けるために必要なフレイル予防、健康管理、いざという時の備えなど、「病院に行く前にできること」がたくさんあることをわかりやすく説明。受講者は真剣に耳を傾けていました。
　最後の質疑応答では、疑問や不安について一人一人丁寧に答え、受講者の不安を和らげていました。
　会場には講座の内容に合わせた関連図書の棚を会場に用意。帰り際には多くの受講者が、本を借りて帰っていました。

　参加者は「先生がはっきりと言ってくれる方でよかったです。健康チェック表は全く問題がなかったので、安心しました」と感想を述べていました。