スクエア荏原10周年記念公演 品川フィルハーモニー・アンサンブル「オペラで乾杯」

更新日:令和5年10月7日

ステージの様子の画像
リハーサル見学会であいさつしている画像 リハーサル見学会での演奏の画像 演奏を聞いて笑顔の赤ちゃんの画像
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 品川フィルハーモニー・アンサンブルによるコンサート「オペラで乾杯」が、令和5年10月7日(土)にスクエア荏原(荏原4-5-28)で開催されました。

 今回の公演は、文化芸術・スポーツ活動や交流の拠点として多くの利用者に親しまれてきた総合区民会館「スクエア荏原」の開館10周年記念フェスタの一貫として開催されたものです。

 品川フィルハーモニー・アンサンブルは、品川区を拠点とする、プロの音楽家による室内楽団として平成22年に創立。以来、スクエア荏原ひらつかホールを主な拠点として「地域の人々に愛されるオーケストラ」をめざし、子どもから大人まで、クラシック音楽をもっと身近に感じて楽しんでいただくため、バロック音楽から現代曲まで幅広く多彩な活動を続けています。

 今回のコンサートは、スペシャルゲストとして海外でも活躍するオペラ歌手の渡邉麻子さん(ソプラノ)と、パオロ・イングラショッタさん(バリトン)を招き、河村逸平さん(指揮)、矢野翔さん(コンサートマスター)をはじめとする品川フィルハーモニー・アンサンブルとの共演で行われました。

 また、本番直前のリハーサル見学会も実施。事前申し込みをした来場者が、特別な体験を楽しみました。リハーサルを終えたメンバーは「我々には初めてのことで、リハーサルでもお客さまを前にすると背筋が伸びて良い意味での緊張感がありました」と話し、指揮者の河村さんは「今回の構成はオペラの作品ばかり。私自身も留学先をウィーンに選んだほどオペラが好きなので、とても楽しみです。皆さんにも楽しんでいただきたいです」と語っていました。

 本番で演奏された曲目は、椿姫より「乾杯の歌」(ヴェルディ)、「フィガロの結婚」(モーツァルト) 、蝶々夫人より「ある晴れた日に」(プッチーニ)など、全16曲。華麗で力強い熱唱と、オーケストラが奏でる美しい調べが、観客を魅了しました。終演後、観客の女性は「オペラはあまり馴染みがなかったけど、今日はすごく楽しめました。とても素晴らしく、感動しました」と、興奮冷めやらぬ様子で話していました。