区民プロデュース型講座「親子おこと体験教室」を開催

更新日:令和5年10月14日

おことを体験している写真
琴の写真 琴爪をつけている写真 井比さんと佐々木さんの写真
名称説明している写真 弾き方の説明の写真 音を出している様子の写真
親子で音を出している写真 リズムに合わせて弾いている様子の写真 おことを立てかけている写真

 区民プロデュース型講座「親子おこと体験教室」(全7回)の第1回目を令和5年10月14日(土)に荏原文化センター(中延1-9-15)で開催しました。

 区民プロデュース型講座とは、区民の生涯学習活動を支援するため、区にかわって公募団体が自主的に企画・運営するものです。

 講師は、品川区出身で区内の学校の講師も務める、全国邦楽指導者協議会箏曲 井比 和姫教授と、生田流箏曲演奏家の佐々木康夫さん。全7回の講座を通して、箏の扱い方から演奏までを学び、最終回に発表会を開催することを目指します。

 初めに、佐々木さんから箏の各部の名称、弾き方などの基本を習った後、いろいろな所に触って音を出して、実際の音色に触れました。
 続いて、箏の楽譜の読み方の説明を受け、楽譜が示す弦がどれかなど、演奏に向けての基本を学習。弦の1本1本を、確かめながら繰り返しはじきました。参加者の多くは初めて触れる箏に戸惑っていましたが、講師の二人から「もっと強く弾いてみましょう」と声がかかると、次第に音が出るようになり、夢中になって弦をはじいていました。
 最後は、柱(じ)の外し方など、片付けの方法を習い、初回の講座は終了。

 受講者のお母さんは「娘が授業で一度お箏に触れて興味をもち、この講座のチラシを学校でもらってきて参加しました。親子で同じことを学ぶのは初めてのことだったので楽しかったです」と話し、子どもは「お母さんは上手でした。楽しかったです」と感想を述べていました。