令和5年度 「8020(はちまるにいまる)・9016(きゅうまるいちろく)達成者顕彰式」が、令和5年10月17日(火)に中小企業センター(西品川1-28-3)で開催されました。

　これは、(公社)東京都品川歯科医師会と(公社)東京都荏原歯科医師会が共催し、品川区が後援。80歳以上で歯が20本以上ある方、90歳以上で歯が16本以上ある方を顕彰することで、生涯を通じた歯の健康づくりを奨励することを目的に、毎年実施しています。

　8020運動は、厚生労働省が歯の健康づくりを推進するために平成4年度から提唱している事業。品川区では、8020運動の意義を区民に周知し、区民の口腔健康管理の増進に寄与するため、8020顕彰を平成8年度から、9016顕彰を平成20年度から実施しています。

　今年度の達成者は計321人(8020達成者 266人、9016達成者55人)。最高齢は、27本の歯をお持ちの101歳の方です。

　式では、東京都品川歯科医師会 小野寺 哲夫 会長と、東京都荏原歯科医師会 和栗 範幸 会長がそれぞれ式辞を述べた後、森澤区長が「受賞された皆さん、おめでとうございます。生涯に渡って食事や会話を楽しむためには、歯の健康が非常に大事だと思います。これからも健康に気を付け、地域でご活躍ください」と祝辞を送りました。

　また、出席者を代表して8020を達成した小池 節子さんが、「顕彰いただき大変光栄に思っています。今後は口腔の健康にさらに留意し、後進の手本となるよう、努力していきたいと思います」と謝辞と今後の抱負を述べました。

　9016を達成した参加者は「甘いものを食べず、毎食後歯みがきをしています。これからもしっかり噛めるように心がけていきます」と、歯の健康の秘訣を話していました。