令和5年度「しながわ!後継者塾」開講

更新日:令和5年10月18日

グループワークの成果を発表する画像
会場広めの画像 講師の画像 テキストが写しだされたスクリーンの画像
自己紹介する受講者の画像 ケーススタディの画像 意見を書きだす受講者の画像
意見をまとめていくグループリーダーの画像 意見が書かれた付せんを張り付けたホワイトボードの画像 まとまった意見を発表するグループリーダーの画像

 令和5年度の「しながわ!後継者塾」が、令和5年10月18日(水)、品川産業支援交流施設「SHIP」(北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階)で開講しました。

 この塾は、区内中小企業の事業承継をされた方や事業の後継者候補の方を対象に、経営に必要な知識やノウハウを提供し、後継者としての心構えや覚悟、後継者という同じ立場の仲間と交流することを目的に全8回開催。7期目となる今回は11人が受講しています。

 初回のこの日は、事業承継センター株式会社の東條 裕一 常務取締役が講師となり、「経営理念を考える」をテーマに講義。経営理念とは「会社の共通目的」「絶対に譲れないこと」「会社が大切にしてきたこと」を表すものであると説明し、参加した皆さんは熱心に話を聞いていました。

 グループに分かれてのケーススタディでは、「レジャー施設がなぜ人々に感動を与えるのか」を各自が考えて書き出し、グループで意見を出し合った後、グループリーダーがまとめを発表。ケーススタディで出た意見を踏まえ、経営者として経営理念を社員に示し、権限を与えることで社員が自ら考え、商品・サービスを向上させていく好循環を作り出すことの重要性を学習しました。

 参加者は「右も左も分からないまま事業を引き継ぎました。この塾で、後継者としての心構えと経営について、しっかり学びたいと思います」と、意欲を話していました。