ジュネーヴ市青少年ホームステイ派遣生が区内各所を訪問

更新日:令和5年8月1日

友好の花時計の前で記念撮影している画像
派遣生にあいさつする区長の画像 派遣生の代表から記念品を受け取る区長の画像 区からのプレゼントの浮世絵テーブルマットをもって記念撮影している画像
応急救護訓練をする派遣生の画像 シアタールームで東日本大震災の映像などを視聴している画像 消火訓練をする派遣生の画像
品川寺で抹茶を飲む派遣生の画像 お経を唱えている住職を見る派遣生の画像 梵鐘をたたかせてもらう派遣生の画像
屋形船に乗船した派遣生の画像 屋形船の甲板で写真を撮る派遣生の画像 天王洲を見学する派遣生の画像

 スイス・ジュネーヴ市からのホームステイ派遣生16人(男性8人、女性8人)が令和5年7月31日(月)に区役所を、8月1日(火)には品川寺(南品川3-5-17)などを訪れました。

 友好都市スイス・ジュネーヴ市とは、平成3年に友好憲章を締結しており、青少年ホームステイの派遣と受け入れを毎年、交互に実施。今年度は同市からの派遣生が、7月28日から8月11日まで、ホストファミリー宅に滞在しながら、日本の生活や文化を体験しました。

 7月31日には、区役所で森澤区長と懇談。派遣生代表のジャコモ・マシェさんが「美しい国日本を直に見て、たくさんの友好的な方々に会う機会をいただくことができました。私たちは二つのまちの友情を決して忘れることはありません」とお礼の言葉を述べると、森澤区長は「ホストファミリーの方々は、皆さんを迎えるのを楽しみにしていました。新しい家族と、品川やジュネーヴでの生活について、毎日話をしてみてください」と、英語で応えていました。

 8月1日は区内各地を訪問しました。午前中にしながわ防災体験館で防災訓練を実施。災害の恐ろしさを映像で学んだ後、消火器の使い方、心肺蘇生法、VRによる火災からの避難行動、地震体験車による震度7の地震の揺れなどを体験しました。

 午後はジュネーヴ・品川友好の花時計で今回のツアーに尽力した地元の方々とあいさつした後、ジュネーヴ平和通りを歩いて品川寺に向かいました。
 本堂では、仲田住職が、ジュネーヴと品川をつなぐきっかけとなった品川寺の鐘と、その返還にまつわるジュネーヴの人々との心温まる交流の歴史について、一同に説明。「ホームステイの受け入れも今回で29回目となりました。ジュネーヴと品川の縁を大事にしていただくことを願っています」と話しました。
 その後、交流生全員が両都市の交流のきっかけとなった大梵鐘の鐘撞きを体験しました。

 品川寺を後にした一行は、バスで品川浦に移動し屋形船に乗船。雨あがりの東京湾の景色を一望し、友人同士の記念撮影を大いに楽しんでいました。

 交流生は「見た目が日本人に似ていると言われることがあり、マンガやアニメなどにも興味を持っていて、今回参加しました。とても文化的で、ジュネーヴで見るものとは違って刺激的でした」と話していました。