中学生発案の”SDGs丼”を区役所で期間限定販売

更新日:令和5年10月26日

笑顔で丼を渡す中学生の画像
生徒たちと会話する森澤区長と青田校長の画像 丼売り場で記念撮影している画像 中学生が丼を手渡ししている画像
オイシックス社員が発表している画像 日幸海産写真が取り組みを説明している画像 青田校長と環境課職員がトークしている画像
産官学で記念撮影している画像 SDGs丼を持って笑顔を見せている区長の画像 2つのSDGs丼のモデルと廃棄される白エビの殻などの画像

 10月の食品ロス削減月間にあわせ、通常は廃棄される食品を活用した2種類の“オリジナルSDGs丼”を、令和5年10月23日(月)~25日(水)の期間、品川区役所(広町2-1-36)で販売しました。

 SDGs丼は、オイシックス・ラ・大地株式会社と区が共催で、区内にある青稜中学校SDGsゼミナールの生徒を対象に、9月に2度実施した特別授業「Oisix×次世代“これからの食”学び場プロジェクト」で、生徒たちが考案したもの。通常は廃棄されてしまう穴あきわかめと白エビの殻をそれぞれ使った「肉巻きWAKAMEのスタミナ丼」と「とまらない!えび出汁リゾット」の2種類で、価格はそれぞれ500円です。
 
 この日、正午から販売を開始すると、購入待ちの列ができるなど好評を博していました。途中からは学校のお昼休みに合わせて青稜中学校の生徒も駆けつけ、販売を手伝いました。
 なお、SDGs丼は、22日(日)に区が主催した「サステナブルイベントinとごし」でも販売し、200食が約1時間半で完売しました。

 森澤区長もSDGs丼を試食。その味に笑顔を見せ、「食品ロスをはじめとする諸問題の解決は、行政だけでは難しい部分があります。企業や学校、地域と連携し、持続可能な地域社会の構築に取り組んでいきたいと考えています」と話していました。

 また、23日(月)に、区役所講堂で、産官学が連携した食品ロス削減の取り組みについての発表を実施。品川区環境課、青稜中学校・高等学校、オイシックス・ラ・大地株式会社のほか、白エビの加工を行っている日幸海産株式会社が登壇し、それぞれが取り組んでいることや、産官学が連携することの意義などについて意見を交換しました。