「おたがいさま運動」学習会を第二延山小学校で実施

更新日:令和5年9月26日

目隠しの人の手引き体験の画像
障害などについての講義をしている画像 車いすの使い方などをレクチャーしている画像 車いすで段差を乗り越えている画像
車いすに乗った女の子と話している画像 目隠しをしている女の子を段差誘導している画像 目隠しをしている女の子にひじを貸している画像

 「おたがいさま運動」の学習会を、令和5年9月26日(火)に第二延山小学校(旗の台1-6-1)の4年生を対象に実施しました。

 おたがいさま運動は、すべての人にやさしいまちづくりの推進のために、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことが当たり前にできる「支え合いのまちづくり」をみんなで進めていくための運動です。
 子どもたちは事前に、普及啓発用動画「みんなで進めよう!おたがいさま運動」を視聴し、この日の学習会に臨みました。

 講師は、共生社会の実現に向けさまざまな取り組みを行っている、(公財)日本ケアフィット共育機構の皆さん。初めに事前学習したDVDの振り返りを含め、改めて障害のある方への接し方について説明。その後、実際に接し方を学習するために、二人一組になって障害のある方と介助者を交互に体験しました。

 車いす体験では、マットを段差に見立て、段差を乗り越える方法を学習。またアイマスクで視覚を制限した手引き体験では、介助者が腕を貸して、同じくマットの段差を越えていきます。介助者役の子どもたちは、やさしく丁寧に声をかけながら実践していました。

 体験後、子どもたちは「困っている方がいたら迷わず手伝いたい」「これからはもっと、不自由をしてる人や困っている人に思いやりを持とうと思います」と感想を話していました。

 区では今後も「おたがいさま運動」の学習会を実施していきます。
 本運動の普及啓発用動画「みんなで進めよう!おたがいさま運動」は、YouTube品川区公式チャンネル「しながわネットTV」で公開しています。ぜひご覧ください。