しながわ学びの杜専門講座「名作で綴るショパンの生涯」第1回開催

更新日:令和5年10月26日

会場全体の写真
西原講師の写真 講師のアップ写真 来場者の写真
演奏している瀬川さんと森田さんのアップ写真 瀬川さんと森田さん演奏全体図の写真 村松さん演奏のアップ写真
ピアノ三重奏曲を演奏している3人の写真 アンコールでピアノ弾く森田さんの写真 拍手喝采の写真
 
 しながわ学びの杜専門講座「名作で綴るショパンの生涯」第1回 若き日のショパンを令和5年10月26日(木)に、五反田文化センター(西五反田6-5-1)で開催しました。


 これは、区内の文化センター・大学・史跡などを学び舎として、あらゆる世代の方々に多彩な生涯学習講座を提供する「しながわ学びの杜」の講座のひとつです。全5回の講座と生演奏を通して、ショパンの生涯を大きくたどるとともに、彼が手がけたさまざまな音楽ジャンルの特徴や、作品を聴くポイントなどを解説します。

 講師は、桐朋学園大学 西原 稔名誉教授、ピアノ演奏者はピアニスト・洗足学園大学非常勤講師の森田 愛矢さん、ヴァイオリン奏者は瀬川 さくらさん、チェロ奏者は村松 幸実さん。
 前半は、西原講師が少年時代からワルシャワ音楽院への入学と卒業まで、卓越した天性の才能に恵まれていた、若き日のショパンの歴史を解説。なかなか耳にすることの少ない作品なども紹介され、来場者は真剣に耳を傾けていました。
 後半は、森田さん、瀬川さん、村松さんによる、ヴァイオリンとピアノの『ロッシーニの主題による変奏曲』、チェロとピアノの『序奏と華麗なるポロネーズ』、ヴァイオリンとチェロとピアノの『ピアノ三重奏曲』の生演奏を披露。どの曲もヴァイオリンやチェロ以上にピアノ・パートが華麗で繊細な美しい旋律に、来場者は魅了され拍手喝采でした。

 来場者した方は「作品には、民族音楽の要素が色濃く反映していることや、ノクターンは当時どこで誰のために演奏していたのかなど、大変興味深い内容でした。演奏も素晴らしかったです」と笑顔で感想を述べていました。