スポーツ講演会「2025年 デフリンピック日本開催に向けて」 開催

更新日:令和5年11月17日

モニターの前で話す植松さんの写真
区長があいさつしている様子の写真 エアロビック体操をみんなで踊っている様子の写真 エアロビックを団体で踊っている様子の写真
区長も踊っている様子の写真 エアロビックを踊っている男の子の写真 手話を交えてあいさつしている様子の写真
講演にて映し出されていたモニター画像 講演を上から撮った写真 メダルを見ている参加者の写真


 令和5年11月17日(金)、きゅりあん(東大井5-18-1)小ホールで、スポーツ協会設立30周年記念事業 スポーツ講演会「2025年 デフリンピック日本開催に向けて」を開催しました。

 このイベントは、著名なスポーツ関係者等を招いて、スポーツレクリエーションの普及・復興に寄与するとともに、加盟団体会員の資質向上を図ることを目的として開催。今年は講師に、デフサッカー男子日本代表 植松 隼人監督を迎え開催しました。

 開会にあたり森澤区長が「これから講演しますデフサッカー男子日本代表植松監督のお話を通じてデフスポーツの理解をさらに深めてもらえればと思います。品川区は2025年デフリンピック開催を見据え、デフスポーツの普及啓発や聴覚障害への理解促進を今後も進めていきます」とあいさつしました。続いて、品川区エアロビック連盟の子どもたちがこの日のために練習してきた元気あふれるパフォーマンスを披露。区長も椅子に座りながらできるエアロビックを参加者と一緒に楽しみました。

 講演では、初めに植松さんの生い立ちや先日行われた世界選手権について紹介。当時の写真や大会の動画などを使用しつつ、手話を交えながら話しました。続いて、2025年に東京で行われるデフリンピックの認知度などの現状を解説。多くの人を巻き込みもっと盛り上げていくことの重要性を講話しました。最後に「身体に支障をきたす可能性はすべての人にあり、決して他人事ではない。障害の有無にかかわらず、支え合える環境を作ることがとても重要です」と参加者に語り掛け講演は終了しました。

 参加者は「自身でできることは小さいかもしれないが、少しでも多くの人が支え合って生活できるように日頃の生活を見直していきたいです」と話してくれました。