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車いすフェンシング 角田成選手が区長を表敬訪問
更新日:令和5年12月11日







車いすフェンシングの角田成(つのだあきら)選手が令和5年12月11日(月)に区役所を訪れ、釜山ワールドカップ・杭州アジアパラ競技大会で銅メダルを獲得した報告を森澤区長に行いました。
車いすを固定した状態で競技を行う車いすフェンシングは、一般のフェンシングと同じ剣や防具を使用。かけ引きとスピード感が魅力で、ルールも一般の競技規則に準じ、胴体のみを突く「フルーレ」、上半身を突く「エペ」、上半身を突き、斬る「サーブル」の3種目が実施されています。
角田選手は、令和5年9月5日から韓国・釜山で開催されたワールドカップではフルーレで日本人初の銅メダル、10月22日から中国・杭州で開催された杭州アジアパラ競技大会では男子フルーレ団体で銅メダルを獲得しました。
角田選手は「もともと反射神経や人と競い合うことが得意だったのでフェンシングを始めましたが、障害自体が重く、慣れるのに時間がかかりました。相手の癖を見抜いたり、その日の相手のコンディションだったり、自身の強みである力強さや反射神経を生かせず大変でしたが、やり始めて7年でようやくメダルが獲れました」と話しました。また、パリパラリンピック出場へのプロセスや、実際の装具や剣の持ち方などについて説明しました。
メダルを手に取った森澤区長は「このメダルは非常に重みがありますね。おめでとうございます。パリパラリンピックを目指して頑張ってください。期待しています」と激励しました。
角田選手は令和6年にパリで開催されるパラリンピック出場を目指します。