品川区認定認知症支援薬剤師に認定証を授与

更新日:令和5年12月25日

全員で記念撮影している画像
加藤会長に認定書を手渡している画像 会長・副会長と区長が歓談している画像 薬局に貼るステッカーと名刺の画像

 区が実施した認知症に関する講座を受講した薬剤師を、令和5年12月25日(月)に認知症支援薬剤師と認定しました。

 本事業は、「品川区認定認知症支援薬剤師制度」として、今年より新たに開始。区民にとって身近な存在であるかかりつけ薬局の薬剤師が、行政・医療・介護・福祉などと協働しながら認知症に関する支援を行う体制を構築し、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを推進することが目的です。

 品川区薬剤師会会員のうち、本事業に賛同する希望者を対象に、品川区薬剤師会会長や医師、介護支援専門員らが講師を務める全4回の講座を令和5年8月から開催。全ての講座を受講した104人の薬剤師を「品川区認定認知症支援薬剤師」として認定しました。

 認定された薬剤師は、認知症に関する相談の窓口かつ適切な関係機関へつなぐパイプ役や、地域の在宅介護支援センター等との情報共有および連携など、認知症支援体制の強化役として期待されるほか、地域に住む認知症の方やそのご家族の応援者である「認知症サポーター」としての役割も担います。

 この日は、受講した薬剤師を代表し、品川区薬剤師会の加藤肇会長、菊池真由美副会長、荻野哲也副会長の3人に、森澤区長が認定証を授与しました。
 加藤会長は「薬剤師は、区民それぞれのかかりつけ薬局で、患者と顔が見える関係を築いています。今回の制度をきっかけに区との連携を一層強化し、薬剤師の力を生かして地域ぐるみの支援につなげていきたい」と思いを話していました。