品川区都市ブランディング「しあわせ多彩区」 記者発表会

更新日:令和7年5月1日

都市ブランドデザインのボードの前で写真を撮る森澤区長と株式会社ヘラルボニーの松田さんの画像
あいさつする森澤区長の画像 あいさつする株式会社ヘラルボニーの松田さんの画像の画像 アート作品を描いた岡部さん
デザインを発表する画像 ブランドデザインのアート作品の画像 デザインについて説明する画像
ブランディングについて語る森澤区長の画像 森澤区長・松田さん・岡部さんで記念撮影する画像 トークセッションの画像
ボードの前で写真撮影する区長・松田さんの画像 ボードの前で写真撮影する区長・松田さん・岡部さんの画像 ボードの前で写真撮影する区長・松田さん・岡部さん・村林さんの画像

 令和7年4月3日(木)、品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」(品川区豊町2-1-30)で、「品川区都市ブランドデザイン記者発表会」が開催されました。

 多くの自治体がシティプロモーション施策を展開する中、区では、営業活動的な側面が強いシティプロモーションとは異なり、都市のイメージを高めるための都市ブランディング構想を令和5年10月から着手。「品川区だから良い」という価値観を醸成するべく、区民アンケートを実施するなど、1年半にわたり構想を戦略的に練ってきました。
 
 この日発表したのは、多様性を明るく伝え、さまざまなボーダーを超える「アート」と、それをベースとした「ロゴ」、また、区が目指す未来の姿をわかりやすく表現する「メッセージ」の3種。いずれも、障害のあるアーティストの作品を活用して、福祉を起点に新たな文化を創出している株式会社ヘラルボニーが手掛けました。

 同社は、「異彩を、放て。」をミッションに掲げており、障害をあえて特性と言い切ることで、この世界を隔てる先入観や常識という名のボーダーを超え、さまざまな「異彩」をさまざまな形で社会に送り届け、新たな文化をつくりだすことを理念としています。
 一方の区では、未来に実現したい価値を「それぞれの個性が尊重される寛容で多様な街」としており、相互に共感したことから都市ブランディングデザインの制作を同社へ依頼しました。

 発表会当日は、松田崇弥(たかや)ヘラルボニー代表取締役Co-CEO、作家の岡部志士(おかべ ゆきひと)さん、岡部さんが在籍する希望の園の村林真哉(しんや)施設長、森澤区長が登壇し、品川区都市ブランドの意義や思い、制作秘話などについて話しました。


当日のトークセッションの様子はこちらから(別ウィンドウ表示)