やってみようダニ対策(寝具の管理)

更新日:令和3年4月1日

1日の3分の1を一緒に過ごす寝具は重要です。ポイントは湿度の管理とアレルゲンの除去です。

ダニの好きな湿度を取り除く

寝具の天日干し
寝具を乾燥させるとダニの増加を抑えられます(アレルゲン量は減らせません)。布団たたきをすると寝具の表面に布団中のアレルゲンが浮き上がります。かるく表面のホコリをはらう程度にし掃除機をかけます。
ふとん乾燥機とふとん乾燥車
天日干しに代わる寝具の乾燥手段としての利用価値は充分にあります。(梅雨時や、ダニ刺れの被害が出ている家庭におすすめ)。ふとんの温度が70度以上になる乾燥車は、殺ダニの効果も十分あるので刺れて困っている時など、緊急のダニ対策に威力を発揮します。
押入れの管理
床面ばかりでなく側面にも、すのこを使うと効果的です。時には生活に支障の無い範囲で、押入れを開け放して通気を良くしてやります。

アレルゲンの除去

寝具の掃除機がけ
床掃除用のノズルに、ストッキングやナイロンくつ下をかぶせたり、布団専用のノズルを活用し、ふとんだけでなく毛布やタオルケットも念入りに行います。天日干しした後や就寝前にかけるのが効果的です。
寝具の丸洗い
ダニの糞は水に溶けるので、寝具を丸洗いする事はアレルゲンの除去手段として有効です。厚いふとんは専門業者に頼まなければなりませんが、最近は家庭でも洗える薄手の化繊ふとんも市販されています。ベッドパットやタオルケットなどの薄手の寝具を多用するのが秘訣といえます。
季節ものの管理は使い始めに要注意
季節の変わり目にぜんそくの発作の回数が増えるのは、しまい込んでいた寝具に付いたホコリやダニの影響と言われています。毛布などは使用前の洗濯や掃除機がけに心掛けてください。
お問い合わせ

品川区保健所生活衛生課環境衛生担当
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FAX:03-5742-9104