災害時に備えて~難病の方へ~

更新日:令和7年11月18日

災害への平時からの備え

地震や台風、豪雨等による災害は、いつ誰の身に起こるかわかりません。

病気の症状や治療状況などにより、自力で避難することが困難な場合や中断できない専門治療薬の使用、人工呼吸器などの医療機器の使用に要する電源確保、病状に合わせて必要な形態別食料やトイレなど、準備しておくことは様々です。

災害が起きた時のことを想定し、療養生活に必要なことを、ご家族や支援者と話し合い準備しておくことが大切です。

・家の中の安全対策(家具の転倒防止、窓ガラスの飛散防止等)
・非常用持出品、備蓄品(治療薬、形態別食料、トイレ等)の準備
 →平時からお薬の確保について主治医やかかりつけ薬局とよく相談しましょう。
・避難場所や避難方法の確認
・一週間分程度の食料の確保
・日頃からお口の健康を保って災害時に備えましょう。     等

万が一に備える~しながわ防災ハンドブック・品川区防災地図・防災ポータル(アプリ)

  • しながわ防災ハンドブック・品川区防災地図
家庭でどのように備えておけばよいか、この冊子を活用して家庭での防災対策を話し合いましょう。

いざというときには、食料やお薬など必要なものが手に入らない可能性があります。
日頃から、必要なものを準備しておきましょう。

配布場所:区役所第二庁舎4階防災課
     区内各地域センター   など

  • 品川区防災ポータル・品川区防災アプリ
品川区の防災情報専門のポータルサイト・アプリで、避難情報の発令や避難所の開設・混雑状況などの確認ができます。



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マイ・タイムライン作成

東京都では都民一人ひとりが日頃より台風や集中豪雨などの水害からの避難を考えるための材料を
一式にまとめた「東京マイ・タイムライン」を作成し、品川区においても配布しています。
こちらは「いつ」「誰が」「何をするのか」を時系列に整理した個人の防災行動計画のことです。

家庭のマイ・タイムラインを作成してみましょう。

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災害用伝言ダイヤル171

災害の発生により被災地への通信が増加した場合、電話がつながりにくくなることがあります。

「災害用伝言ダイヤル171」は、その状況になった場合に、安否情報(伝言)を音声で録音(登録)し、
全国でその音声を再生することができる伝言板です。

インターネットを利用して被災地の方の安否確認を行う、「災害時伝言版(web171)」もあります。

★災害用伝言ダイヤル171は体験利用も行っております。
 万が一災害が起こった際に慌てずに利用することができるよう、利用方法を事前に把握しておくことが大切です。

ヘルプマーク・ヘルプカード

ヘルプマークとは、障害や疾患など外見では分からなくても、周囲に配慮や援助を必要としていることを知らせることができるマークです。
品川区では、ヘルプカードを作成しています。
ヘルプカードには、災害時や日常生活の中で困ったときに必要な支援内容や緊急連絡先を記入しましょう。
周囲の方に支援を求めるときに活用できます。

配布場所:障害者支援課(本庁舎3階)、各保健センター、支え愛 ほっとステーション ほか
お問い合わせ

大井保健センター
 電話:03-3772-2666
 FAX:03-3772-2570