ガバメントクラウドファンディング 令和元年度の実績・使い道

更新日:令和3年3月5日

令和元年度 ガバメントクラウドファンディングの目標金額を達成しました

令和元年度、初めての試みとして、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングに挑戦し、子どもの食の支援事業(「子ども食堂の支援」と「しあわせ食卓事業」)に対し、多くの皆さまからご賛同をいただきました。
その結果、目標額を大きく上回るご寄付をいただき、心より感謝申し上げます。
おかげさまで、子どもの居場所として大切な役割を果たしている「子ども食堂」の活動を継続支援すると共に、令和元年度より新たに「しあわせ食卓事業」を実施することができましたので、ご報告いたします。


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  寄付期間:令和元年9月10日(火)~12月31日(火)(113日間)

  目標金額:3,000,000円

  寄付金額:5,573,073円(155人)

  ※詳細はガバメントクラウドファンディングホームページ(別ウインドウで表示)
        ご覧いただけます。



令和元年度 寄付金の使い道


皆様からいただいたご寄付は、すべて「子どもの食の支援事業」に活用させていただきました。
R1年度寄付金の使い道


(1)子ども食堂継続支援(16%)・・・子ども食堂支援のため、子ども応援基金への寄付
(2)しあわせ食卓事業   (71%)・・・ひとり親家庭等へ食品配送を行うための、食品、梱包、配送、事務費用等
(3)福井県坂井市(品川区と連携協定を締結)産のお米発送費用(3%)
(4)手数料・諸費用      (10%)

子どもの食の支援事業の実施報告 

令和2年3月、「子ども応援基金」へ100万円を寄付しました。


現在、品川区内の子ども食堂数は24か所に増えました。
食堂毎に運営方法はさまざまですが、1か月に複数回開催する子ども食堂も増えています。
開催回数の多い子ども食堂にとって、5万円の年間上限助成額は十分とはいえない現状です。

そこで、子ども食堂の運営を継続的に支援するため、
令和2年3月、「子ども応援基金※」へ100万円を寄付しました。

これにより、子ども食堂への年間上限助成額を3倍に引き上げ、
月に複数回開催する子ども食堂も、開催毎に助成金を受け取ることが可能となりました。



※子ども応援基金・・・区民が地域の中で子どもたちに対して食事の提供や居場所づくり、
学習の場を提供する活動をしている団体を支援するための基金。一般の方からもご寄付を積み立てています。(設置:品川区社会福祉協議会)

令和2年3月、第1回「しあわせ食卓事業」として食品の発送を行いました。


18歳未満のお子さんを養育しているひとり親家庭等(生活保護世帯を除く)を中心に募集を行い、258世帯からの申し込みがあり、
全世帯へ食品を発送することが出来ました。第1回は、主食やお菓子等の詰め合わせをお届けしました。


食品を受け取った家庭から、多くの感想が寄せられました。(以下アンケートから抜粋)

 ・この事業に沢山の方々の支援があったことを知り、お腹はもちろんですが心も満たされ、中身以上に想いの詰まった贈り物だと感じました。
 ・皆さんに支えられている、ひとりじゃない!頑張ろう!と前向きな気持ちになれました。
 ・わが家に届いた箱を娘と開ける時、娘はとてもワクワクした顔をして、中のお菓子を見て、大事に食べる!と大喜び。
  この支援には「食品配送」だけでない付加価値があると感じました。
 ・1人で子育てするにあたり、ふと『幸せにしてあげられるだろか』と将来に不安を感じる事がありますが、
  自分1人ではないんだと勇気づけられました。
 ・支援の品物が届き、サンタクロースからプレゼントが届いたような喜びを親子で体験させていただきました。

令和元年度第1回しあわせ食卓配送食品

令和2年6月、第2回「しあわせ食卓事業」として食品の発送を行いました。

坂井市産コシヒカリ発送(ページ下部参照)世帯から、転出等の理由により対象外となった世帯を除き、310世帯へ食品配送を行いました。
第1回食品配送後に届いた声を参考に、希望の多かったレトルト食品やフルーツ缶、乾麺、調味料、お菓子、マスク等をお届けしました。


食品を受け取った家庭から、多くの感想が寄せられました。(以下アンケートから抜粋)

    ・子供が帰宅した時の笑顔が楽しみです。大切にいただきます。
    ・まだまだ高いマスクが入っていたのも大変有難かったです。
    ・いつもありがとうございます。子どもの為に一緒に頑張ろう!と励まされている気がします。皆様に感謝いたします。
    ・毎日必死で残されてひとりでいる感覚だったのですが、関係する方々と繋がっている、ひとりじゃないと思えたことが嬉しかったです。
    ・夫が突然亡くなり、3人の子どもを育てるのにずっと孤独でした、贈り物をいただき温かい気持ちが蘇りました。
    ・息子(中学男子)は恥じらいもあり子ども食に行かないので周囲に分からず食品が届き大助かりです。

 令和元年度第2回しあわせ食卓配送食品

新型コロナウイルス感染症の影響を機に、坂井市から品川区のひとり親家庭等への支援

新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、品川区内の区立学校全校が休校になったことに伴い、
各家庭では、自宅での食事の機会が増加し、ひとり親家庭等では、主食であるお米が不足しています。
また、「しあわせ食卓事業」においても配布予定のお米が不足しています。

この状況を受けて、品川区と連携・協力に関する協定を締結している福井県坂井市は、
品川区のひとり親家庭等を支援するため、ふるさと納税「思いやり型返礼品プロジェクト きふと、(寄贈型)」(別ウィンドウ表示)をスタートしました。
7,000円以上のふるさと納税をした際の返礼品として、坂井市産のお米を品川区のひとり親家庭等に届ける支援内容です。
坂井市においても、給食が停止になったことによって生じたお米の余剰を抱える事業者の支援に繋がります。

ふるさと納税(福井県坂井市)
※画像をクリックすると、ふるさとチョイスの運営する外部サイトへアクセスできます。


令和2年5月、坂井市からいただいたお米の配送を行いました。

第1回しあわせ食卓配送世帯に加え、新たに対象となった世帯へ募集を行い、
申し込みのあった62世帯を合わせた320世帯へ、坂井市産コシヒカリ5kgをお届けしました。

福井県坂井市の支援プロジェクト「思いやり型返礼品プロジェクトきふと、(寄贈型)」
にご賛同いただいた皆様、温かいご支援をありがとうございました。

お米を受け取った家庭から、喜びと感謝の声が届いています。(以下アンケートから抜粋)

 ・お米はもちろんですが、支えてくださるお気持ちが嬉しく、頑張ろうと思えました。
 ・この度はありがとうございます。一粒一粒を大切にいただきます!
 ・ふるさと納税の返礼品を受け取らず、送ってくださり言葉にならない程に有り難く、嬉しく思っています。
    特に、コロナウイルスで日本中が大変な時期にこのような支援をしていただいて、もっと頑張っていこうと気持ちが増しました。
 ・坂井市の皆様、寄付者の皆様、この度は美味しいお米を送って下さり本当にありがとうございました。
    段ボールが届きびっくりしました。中を開けてまたびっくりしました。
    世界中が大変な中、皆様の優しさに触れさせていただき心から感謝致します。一番お米が有難いです。本当に助かります。

坂井市産コシヒカリ




【広報および報道内容】

しながわ写真ニュース(福井県坂井市と品川区が連携協定を締結/令和元年9月5日)
 特別区全国連携プロジェクトにより交流を深めた坂井市と品川区は、令和元年9月5日に連携・協力に関する協定を締結しました。
プレスリリース(令和2年3月10日)


お問い合わせ

・子どもの食の支援事業について  
   子育て応援課 家庭支援係        TEL:03-5742-6385     FAX:03-5742-6387

・ふるさと納税 税制上の優遇措置について
      税務課                               TEL:03-5742-6663~6  FAX:03-5742-7108