女性に対する暴力をなくす運動(11月12日~25日)

更新日:令和6年4月1日

毎年11月12日から25日は『女性に対する暴力をなくす運動』期間です

国では、毎年11月12日から11月25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」期間としています。
(11月25日は女性に対する暴力撤廃国際日

暴力は、その対象の性別や加害者、被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。
特に、配偶者などからの暴力、性犯罪、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為など女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものでありジェンダー平等を推進する社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。

令和5年3月に「性犯罪・性暴力対策の更なる強化の方針」が決定され、内閣府では、令和5年度から7年度までの3年間を性犯罪・性暴力対策の「更なる集中強化期間」とし、様々な取り組みをしています。
加害者と被害者を生まないため、この運動をきっかけに暴力や人権尊重について考えてみませんか。



 

※国が定める女性に対する暴力根絶のシンボルマーク
 シンボルマークは、女性が腕をクロスさせた姿を描いており、
女性の表情、握りしめたこぶし、クロスさせた腕により、 女性に
対する暴力を断固として拒絶する強い意志を表しています。

 

 

令和6年度 内閣府「女性に対する暴力をなくす運動」期間の周知用リーフレット

令和6年度 内閣府「女性に対する暴力をなくす運動」期間の周知用リーフレット

パープルリボンの樹の展示

品川区ジェンダー平等推進センター交流室では、女性に対する暴力根絶のシンボルとして『“パープルリボン”の樹』を展示しています。

 

パープルリボンとは

暴力や虐待の被害者にとって、より安全な世界をつくることを目的として、1994年、アメリカ・ニューハンプシャー州のベルリンという小さな町で、レイプや虐待のサバイバーによって生まれたものです。
女性に対する暴力を許さない社会を目指す草の根運動として世界に広まっており、パープルは女性に対する暴力をなくす運動のシンボルカラーとなっています。

パープルリボンの樹

DVについて、知っていますか

配偶者・パートナーなど親密な間柄にある人から一方的に受ける暴力をDV(ドメスティック・バイオレンス)といいます。

暴力の形態は、殴る、蹴るといった身体的なものに限定されることなく、精神的、経済的、性的、リベンジポルノなどの社会的暴力、ストーカー行為など多岐にわたります。
いかなる理由があろうとも、暴力は決して許されるものではありません。
こうしたさまざまな暴力や相手を支配する行為によって被害者が心身に深い傷を追うのは、もちろん、そのすぐ近くにいる子どもたちにも深刻な影響(面前DVによる児童虐待など)を与えます。

身近にDVの話を聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、内閣府の調査では、既婚女性の4人に1人が夫や恋人などから何らかのDVを受けた経験があるというデータがあります。
DVの実態が表面化しないのは、多くの被害者が誰にも相談しないためともいわれています。

また、最近では、若者の恋人間での暴力(デートDV)も大きな問題となっています。 約5000人を対象とした国の調査では、交際相手がいた(いる)18歳以上の女性のうち約5人に1人が交際相手からの暴力を受けたことがあると答えています。

このような、個人の尊厳を著しく害し、ジェンダー平等推進社会の妨げとなるDVは、決して許されないものです。

もしかして。と思ったら、最寄の相談機関にご相談ください。

 




「知っていますか?女性をとりまく暴力について」図書展示

 品川区ジェンダー平等推進センター 交流室・資料コーナーでは、この運動にあわせ東京ウィメンズプラザより書籍を借り
   「知っていますか?女性をとりまく暴力について」 というテーマで閲覧コーナーを設けています。

  期間:令和6年11月12日(火)~11月25日(月)
  時間:平日・午前9時~午後5時まで

DV防止パネル展示 および パープル・ライトアップ

DVパネル展

品川区ジェンダー平等推進センター 交流室・資料コーナーでデートDVに関するパネル展示を行っております。
掲示期間:令和6年11月1日(金)~12月16日(月)まで
閲覧時間:品川区ジェンダー平等推進センター内(午前9時00分~午後9時30分) ※祝日を除く 


パープル・ライトアップ

パープル・ライトアップとは、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、「女性に対する暴力をなくす運動」期間(毎年11月12日~25日)に全国各地でパープル・ライトアップを実施しているものです。
女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください」というメッセージがこめられています。

この運動にあわせてジェンダー平等推進センター内でのライトアップのほか目黒川、運河に架かる橋でパープル・ライトアップ運動を実施します。
この運動をきっかけに暴力や人権尊重について考えてみませんか。

 品川区ジェンダー平等推進センター
 
期間:令和6年11月1日(金)~12月16日(月)まで ※祝日を除く
 時間:平日・午前9時~午後5時まで 

 目黒川、運河に架かる橋(三嶽・要津・荏川・品川・新品川・アイル・かもめ・勝島) 
 期間:令和6年11月12日(火)~11月25日(月) 
    ※11月17日(日)、18日(月)を除く

          ※11月12日(火)~14日(木)は、ふれあいK字・山本・鈴懸・小関・森永橋でも実施

 ※JR大森駅北口歩道橋で、大田区と共同でDVリーフレットの掲示や総合相談のご案内などのお知らせもしています。

 

お問い合わせ

品川区ジェンダー平等推進センター(人権・ジェンダー平等推進課ジェンダー平等推進担当)
   品川区東大井5-18-1(きゅりあん3階)
 電話:03-5479-4104
   FAX:03-5479-4111

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