女性に対する暴力をなくす運動(11月12日~25日)

更新日:令和7年10月10日

毎年11月12日から25日は『女性に対する暴力をなくす運動』期間です

国では、毎年11月12日から11月25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」期間としています。
(11月25日は女性に対する暴力撤廃国際日

暴力は、その対象の性別や加害者、被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。
特に、配偶者などからの暴力、性犯罪、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為など女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものでありジェンダー平等を推進する社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。

令和5年3月に「性犯罪・性暴力対策の更なる強化の方針」が決定され、内閣府では、令和5年度から7年度までの3年間を性犯罪・性暴力対策の「更なる集中強化期間」とし、様々な取り組みをしています。

令和7年度内閣府事業ポスター


また、品川区の「品川区ジェンダー平等と性の多様性を尊重し合う社会を実現するための条例(令和6年4月施行)」では、性別等に起因する差別、配偶者暴力等、ハラスメントその他の性別等に起因する人権侵害が根絶される社会を目指しています。
加害者と被害者を生まないため、この運動をきっかけとして暴力や人権尊重について考えてみませんか。

品川区条例基本理念1 条例基本理念2

 

DVについて、知っていますか

配偶者・パートナーなど親密な間柄にある人から一方的に受ける暴力をDV(ドメスティック・バイオレンス)といいます。

暴力の形態は、殴る、蹴るといった身体的なものに限定されることなく、精神的、経済的、性的、リベンジポルノなどの社会的暴力、ストーカー行為など多岐にわたります。
いかなる理由があろうとも、暴力は決して許されるものではありません。
こうしたさまざまな暴力や相手を支配する行為によって被害者が心身に深い傷を追うのは、もちろん、そのすぐ近くにいる子どもたちにも深刻な影響(面前DVによる児童虐待など)を与えます。

身近にDVの話を聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、内閣府の調査では、既婚女性の4人に1人が夫や恋人などから何らかのDVを受けた経験があるというデータがあります。
DVの実態が表面化しないのは、多くの被害者が誰にも相談しないためともいわれています。

また、最近では、若者の恋人間での暴力(デートDV)も大きな問題となっています。 約5000人を対象とした国の調査では、交際相手がいた(いる)18歳以上の女性のうち約5人に1人が交際相手からの暴力を受けたことがあると答えています。

このような、個人の尊厳を著しく害し、ジェンダー平等推進社会の妨げとなるDVは、決して許されないものです。

もしかして、と思ったら、最寄の相談機関にご相談ください。ジェンダー平等推進センターでは、女性相談員によるDV相談を実施しています。




パネル展示およびパープル・ライトアップ運動

運動期間にあわせて、ジェンダー平等推進センターやエコルとごしでパネル展示を行うほか、区内12の橋でパープル・ライトアップを実施します。
パープル・ライトアップは、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、全国各地でタワーや橋、ランドマークなどを紫色にライトアップし、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください」というメッセージがこめられています。

パープルリボン

ジェンダー平等推進センターDVパネル展・関連図書コーナー設置

交流室・資料コーナーでデートDVに関するパネル展示を行います。
また、「知っていますか?女性をとりまく暴力について」をテーマとした図書コーナーを設置します。

開催場所:ジェンダー平等推進センター交流室(東大井5-18-1 きゅりあん3階)
期間:11月1日(土)~12月12日(金)(きゅりあん保守点検日の11月19日(水)を除く)

ジェンダー平等と性の多様性について知ろう~11月12日から25日はパープルリボン運動期間です~ ㏌エコルとごし

「品川区ジェンダー平等と性の多様性を尊重し合う社会を実現するための条例」の基本理念を知り、性別やジェンダーアイデンティティ等に関わらず、誰もが自分らしく生きられる社会について考える展示です。
パネル展を見た最後に「パープルリボンの木」にリボンを飾ってください。

開催場所:エコルとごし(豊町2-1-30 戸越公園内) 1Fコミュニティラウンジ
期間:11月12日(水)~11月24日(月・祝)

エコルとごしホームページはこちらから(別ウィンドウ表示)

条例基本理念概要   パープルリボンの木

パープル・ライトアップ運動

パープル・ライトアップとは、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、「女性に対する暴力をなくす運動」期間(毎年11月12日~25日)に全国各地でパープル・ライトアップを実施しているものです。
女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください」というメッセージがこめられています。

<ジェンダー平等推進センター交流室>
 令和7年11月1日(土)~12月25日(木)(きゅりあん保守点検日の11月19日(水)、12月17日(水)を除く)

<目黒川や運河にかかる区内12の橋>
 令和7年11月19日(水)~11月25日(火)
 場所:目黒川や運河にかかる品川区内12の橋(新品川橋・品川橋・荏川橋・要津橋・三嶽橋・森永橋・小関橋・鈴懸歩道橋・山本橋・ふれあいK字橋・かもめ橋・アイル橋)

パープルライトアップ橋

 

お問い合わせ

品川区ジェンダー平等推進センター(人権・ジェンダー平等推進課ジェンダー平等推進担当)
   品川区東大井5-18-1(きゅりあん3階)
 電話:03-5479-4104
   FAX:03-5479-4111

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