しながわ花海道「ゆりの花1万本 鑑賞ラブウィーク」

更新日:令和5年5月28日

あいさつのようす 賞状をもらっている様子 集合写真 
消防訓練の様子 会場披露目 塗り絵の様子
みんなの写真 はたちのりょうま 行政マースの様子
大塚文雄  ゆり 

 しながわ花海道「ゆりの花1万本 鑑賞ラブウィーク」が、令和5年5月28日(日)に鮫洲入江広場公園(東大井1-15)で開催されました。

 会場には、「特別区全国連携プロジェクト」をきっかけに令和元年9月に連携協定を結んでいる福井県坂井市から譲り受けた1万本のユリが彩り豊かに開花。来場者はユリの咲き誇る園内を歩きながら、写真撮影などを楽しんでいました。

 開会セレモニーには、イベントを主催するNPO法人しながわ花海道 高林理事長(高の字は正しくは、はしご高)をはじめ、多くの協力者が出席。福井県坂井市からは池田市長も来場しました。
 あいさつでは桑村副区長が「このユリの球根は福井県坂井市の池田市長にご協力いただき取り寄せたもので、今後も両自治体でさまざまの連携・協力を進めてまいります。区では品川の新しい都市ブランディングの実現も目指しております。ここで咲き誇るユリや歴史的にも重要な旧東海道、豊かな水辺空間である勝島運河など、さまざまな魅力的なスポットを活かしたまちづくりを推進してまいります」と森澤区長からの手紙を代読。この後、NPO法人しながわ花海道によって制作された冊子「子ども版お散歩案内」が伊崎教育長(崎の字は正しくは、山に竒)に贈呈され、出席者全員での記念撮影が行われました。

 会場では、「ちびっこぬりえ大会」を開催。先着200名には参加賞としてお菓子の詰め合わせのプレゼントもあり、子どもたちは思い思いに塗り絵を楽しみました。この他、縁日やバザー、大井競馬場からやってきた3頭のミニチュアホースとの触れ合い、消防による消火器体験、ダンスや音楽のステージパフォーマンスなどが会場を大いに盛り上げました。品川区の観光大使'見習い'の「ハタチの龍馬」も参加し、子どもたちは大喜びで触れ合っていました。
 また、この日限定で、品川区による「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」の実証実験の第一弾として、マイナンバーカード申請サポートや相談業務事業も実施。実際にマイナンバーカードを申請した男性に話を聞くと、「以前からMaaSが気になっていたので、この機会に利用できて満足です。地元で手軽に申請できて便利ですね」とにこやかに答えてくれました。

 昼過ぎのステージには、地元の民謡歌手で「民謡界のフーミン」として親しまれている大塚文雄さんが登場。出身の山形県にちなんだ花笠音頭をはじめ、品川甚句、ボラちゃん音頭、九州炭坑節を熱唱し、会場を大いに沸かせました。
 訪れていた家族は「何気なくやってきましたが、縁日があったり、ミニチュアホースと触れ合えたり、充実したイベントで驚きました。子どもたちもいろいろ楽しめてよかったです」「メダカすくいとか塗り絵とか、全部楽しかった」とうれしそうに話してくれました。

 なお、しながわ花海道「鑑賞ラブウィーク」は6月4日(日)まで開催しています。

MaaSとは、さまざまな移動手段を用いることで各種サービスをよりきめ細やかに実現していく取り組み