品川区・オークランド市友好都市締結30周年記念式典に出席するため、森澤区長、渡辺区議会議長ら7名が令和5年9月2日(土)～9月6日(水)、ニュージーランド　オークランド市を訪問しました。
　品川区とオークランド市は、1993(平成5)年5月17日に友好都市協定を締結。以後、青少年語学研修派遣や青少年ホームステイ等で約1,300人が交流しています。

　公式訪問団は、9月4日(月)にオークランド市シティホールを訪れ、記念式典に参加しました。式典はニュージーランドのマオリ族の文化である『ポウヒリ』という歓迎儀式で始まり、森澤区長とシンプソン副市長は、日本語と英語、公用語であるマオリ語で「今後も互いの文化を尊重し発展させる」と書かれた再確認書に署名を行いました。
　周年を記念して品川区からは”継続・発展”を意味する市松模様の江戸切子グラス、オークランド市からはマオリ族の『知識と知恵のバスケット』を額装したものが贈られ、森澤区長とシンプソン副市長は今後も文化・経済交流を促進し続ける関係を続けていくことを約束。式典には青少年語学研修派遣先のリンフィールド・カレッジのキャス・ネル校長ら学校関係者や、5月に品川区を訪問された松居オークランド総領事など、多くの関係者が参加し式典後は双方とも活発な交流が行われました。　　

　公式訪問団は滞在期間中に、青少年語学研修先であるリンフィールド・カレッジで生徒からのポウヒリによる歓迎からの交流と、8月に品川区から派遣した青少年語学研修派遣生についての報告会、大井ホッケー場があることを縁に実現したニュージーランドホッケー協会会長らと今後についての話し合いやホッケー場視察、Grid-AKL(スタートアップ、交流施設)への視察と意見交換、共に海に面していることからオークランド湾岸公社との会合など、様々な分野において両区市の将来についての意見交換を行いました。
　滞在期間3日間の短い日程でしたが、デズリー・シンプソン オークランド副市長をはじめとした多くの関係者と、今後の交流について話し合いました。
　　
【品川区とオークランド市（ニュージーランド）のつながり】
・1993(平成5)年、オークランド市と友好都市を締結。
　オークランド市に合併される前のマウントロスキル区との交流が発展し、オークランド市となったのちも変わらず交流を続けている。
・青少年語学研修派遣や青少年ホームステイを実施。2023年7月～8月、4年ぶりに品川区から30名の青少年が語学研修派遣を実施した。
　　オークランド市青少年語学研修派遣生が区を表敬訪問｜品川区 (city.shinagawa.tokyo.jp)