地域国際交流懇談会【平成23年度】

更新日:平成24年3月13日

第6回 地域国際交流懇談会


 平成24年1月17日(火)に開催した第6回地域国際交流懇談会は、今年7月施行となる外国人住民の住民基本台帳制度をめぐり、在住外国人と交流を持ち、支援活動をおこなっている諸団体および区内各大学との情報提供・意見交換の場としました。


 はじめに、区から外国人住民の登録制度改正の主なポイントについて説明があり、該当者について今後どのような通知が届くのか、また、これからの情報提供の時期・方法はどうなるのか等についてもお知らせし、参加団体の皆様には、身近な外国人の方々への周知をお願いしました。  
 区民相談室からは、多く寄せられる相談から在住外国人についてどんなことで困っているのか、また、区以外の多言語での相談窓口などについて情報提供がありました。


 懇談に入り、各団体・大学の活動内容も含めた自己紹介のあと、これまでの外国人登録証明書と在留カードの取り扱いが変わることについての質疑応答が活発におこなわれました。
参加団体1配布資料参加者相互に交流参加団体2
区から説明

第7回 地域国際交流懇談会

 平成24年2月3日(金)五反田文化センターで、第7回地域国際交流懇談会が3カ国(ブラジル・コロンビア・ペルー)の大使館・領事館から5人の参加を得て開催されました。
 今回の懇談会は、区内大使館・領事館から、区の施設利用について要望がよせられているなか、区としても地域の国際化の観点から、区民が大使館・領事館をより身近に感じられるようにするため、大使館・領事館が区内でイベントを実施しようとした時に役立つような内容としました。

 まず、5階のプラネタリウムで番組『Time & Space~品川からめぐる宇宙の旅~』を鑑賞し、続いて会場となった五反田文化センターの音楽ホールをはじめとした施設を見学した後、第1講習室で懇談に入りました。
 区からは、文化センターなどの施設の利用方法を説明し、イベント等での利用が可能であることをお知らせし、各国の方からの感想は、おおむね好評でした。

 この機会に、在住外国人の方はどういった情報を求めているかうかがったところ、やはり地震などの災害時情報に関心が高いとわかりました。迅速で正確な情報収集が大切なので、切実な問題であるようです。区からは、品川区の公式ホームページには自動翻訳機能がある(英語・中国語・ハングル)こと、災害時はラジオ放送(インターFM)が対応していることをお知らせしました。

 区からの情報をもっと提供してほしいとの希望も出され、区としても各大使館・領事館が自国の方への情報提供の核となってほしいのでこれからも交流を深めていきたいとお答えしました。次回への参加もお願いし、先へつながる会となりました。

プラネタリウムでドームを見上げる質問もまとめ
区長と

第8回 地域国際交流懇談会


 平成24年3月10日(土)に第8回地域国際交流懇談会を開催しました。
 今回は防災フェアおよび多言語ガイドツアーと同時開催とし、地区総合防災訓練にて外国人の防災訓練をサポートした東京都防災(語学)ボランティアとガイドTOKYOしながわの語学ボランティアの方に、防災フェアおよび多言語ガイドツアーで通訳をしていただいた後、引き続き懇談会に出席していただきました。

 語学ボランティアのみなさんからは、防災訓練に際しては、「地震のない国から来た外国人はなかなか実感がわきにくいので、まず起震車から体験してはどうか」「実際の災害の際は経過時間とともに必要な情報も変わってくるので、時系列的な指示を多言語で出せるとよいのでは」など具体的な改善点の提案がありました。
 
懇談ガス遮断器模擬消火器4トリアージ2
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